FX用語:指値、逆指値とは??
mieのFX用語解説
FXでは、買いたい(または売りたい)と思う為替レートを
指定して注文することができます。
指定方法は、大きく分けて2つ。
指値注文とは
現在の為替レートよりも有利な為替レートになったら約定するように指定する注文方法です。
米ドル/円の現在レートが1ドル=110円だとします。
そしてこの先105円まで値下がり(円高)したら新規で買いたいと考えたとします。
(👆安く買って高く売りたいから)
この場合、あらかじめ「105円になったら買う」
という予約の注文(指値買い買い注文)をしておくことが可能です。
この予約注文を「指値注文」と言います。
指値買い注文を設定しておくことで、
実際のレートが指定した価格である105円に到達すると
自動で米ドル/円を買う注文が執行されます。
その逆も同様です。
米ドル/円の現在レートが1ドル=110円のときに、
115円まで値上がり(円安)したら新規で売りたいと考えたとします。
(👆高く売って安く買いたいから)
この場合も、あらかじめ「115円になったら売る」
という予約の注文をしておくことが可能です。
指値売り注文を設定しておくことで、
実際のレートが指定した価格である115円に到達すると自動で米ドル/円を売る注文が執行されます。
このように、指値注文を使えば取引の予約ができるので、
チャートやレートをずっと見ている必要がありません。
現在の価格よりも有利(お得)な価格で約定させたいときにとても便利な注文機能です。
逆指値注文とは
先ほどの指値注文は現在価格よりも
「下がったら買う」または「上がったら売る」という注文でしたが、
今回は指値に「逆」がついています。
先ほどの指値注文の逆なので、
現在価格よりも「上がったら買う」または「下がったら売る」という注文になります。
私たちの日常生活では、モノを買う時は安い価格で買い、高い価格で売る方がお得なので、逆指値注文の考え方は馴染みがないかもしれません。
どのような状況で使うのか、具体例をあげて見ていきましょう。
米ドル/円の現在レートが1ドル=110円だとします。
そしてこの先、値下がりではなく115円まで値上がり(円安)したら
新規で買いたいと考えたとします。
この場合、あらかじめ「115円になったら買う」という
予約の注文をしておくことが可能です。
この予約注文を「逆指値注文」と言います。
逆指値買い注文を設定しておくことで、
実際のレートが指定した115円に到達すると
自動で米ドル/円を買う注文が執行されます。
なぜそのような注文をするのか?
それは、為替相場がある価格を突破したことを引き金に、
上昇または下落に勢いがつくことがあるからです。
たとえば、今回の例だと、米ドル/円が115円に到達すると
それがトリガー(引き金)になって円安トレンドに勢いがつき
(👇円安トレンド=上昇トレンド)
そのままさらに円安が加速すると予想した場合に
「115円になったら買う」という逆指値注文を利用します。
逆も同様です。
米ドル/円の現在レートが1ドル=110円の時に、
円高トレンドで、
(👇円高トレンド=下降トレンド)
105円まで値下がり(円高)したら新規で売りたいと考えたとします。
この場合も、あらかじめ「105円になったら売る」
という予約の注文をしておくことが可能です。
逆指値売り注文を設定しておくことで、
実際のレートが105円に到達すると自動で米ドル/円を売る注文が執行されます。
逆指値注文はいわば、トレンドの流れについていく
トレンドフォローのための注文機能とも言えます。
また、
損失を最小限に抑える機能
としても逆指値を活用することができます。
つまり、損切り装置ってことです!
自分の予想が外れたとしても、
許容できる損失の限界となるレートを指定すれば、
その価格を超えたら取引を終了させることで、
含み益を確保したり損失を限定したりすることができるのです。
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